昨日、「西郷どん」が最終回だったが、あれ?と思う
西郷の最期だった。
あまりにも有名な史実だから、微妙に変えただけでも、
違和感が生じるのだから、ちゃんと介錯されて死んで
ほしかった。
大久保が暗殺されるまでを描いたのは良かったが、
江華島事件も省いてあったから、西郷と大久保の重大な
政治的スタンスの違いが分からないままだ。
明治天皇を描かないのは、やっぱりつまらない。
あのあと、頭山満が鍬を畑に投げ捨てて、土佐に走っ
て板垣退助と会って、自由民権運動に邁進していく。
それが『大東亜論』なのだが、ほとんどの人が知らない。
明日は『大東亜論』の最終回の締め切りで、完結まで
描けなかった。
来年の大河ドラマは東京オリンピックだという。
全然、興味を持てないなあ。
しかも2度目の東京オリンピックを盛り上げようという
政治的な臭いを感じて嫌な気分になる。
来年は見ないな。
正月映画がいつのまにか消滅していて、映画に楽しみ
を見いだせないから、正月の「相棒」と「下町ロケット」
が楽しみだ。